金曜日, 10月 16, 2020

20歳の月日


お店のカウンターにもうずいぶん長いこと飾っている一つの額。                海で拾った貝殻やビーチグラスで周りが飾られ、中には「まこさんありがとう あんな りな」って書いてある。
お勘定を済ませて店を出ようとした際に、この額が目につくように置いてある。んで、見た人はつい口に出して「まこさんありがとう〜」と呼んでしまう。

この額を作ってくれたのは、店から田んぼを挟んでお向かいさんのあんなちゃんとりなちゃん。今では伝説となった今から10年以上前の「糸島カレーフェスティバル」での出来事。お盆過ぎの夏の芥屋海水浴場。イベントのスタッフである両親から、子供達だけで絶対に海に入ってはいけないよ。と言う親の教えを頑なに守り、我慢していた二人。そりゃいかん、まこさんと一緒に海で遊ぼ!ね、いいでしょ?お父さん、お母さん!
私が子供達と遊びたかっただけなのに、二人にとっては嬉しかったんだろう。後日このお礼の品である素敵な額縁をプレゼントしてもらった。

それからどれだけ月日が経ったんだろう。ちびっこで真っ黒だったお嬢ちゃんが、成人式の前撮りするから、その日にみんなでご飯食べにきますと。
そっか、そんなに大きくなったか。
うちの店と同い年じゃん。

 20年と言う月日は、生まれたばかりの一人ではどうしようもなく生きていけそうにない生き物をここまで成長させる月日なんだなぁ

先日お店にいらした画家のよんじょうさんが、私の20年の月日を短い滞在時間の中で適格に感じ取り画家よんじょうさんのブログに書いてくださいました。彼女のブログは楽しいのでおすすめです。


20歳の娘のような店と6歳の可愛いパピコと、27歳の朝ごはんの栞ちゃんと
今日も元気に1日1日を大切に丁寧に過ごしていきたいです。


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