木曜日, 2月 25, 2021

散歩道で思うこと

 


もうかれこれ20年以上続けている毎朝の散歩。ほぼほぼ毎日同じ道を歩く。同じ道だからこそ日々のちょっとした違いに気がつく。

最近はお日様が徐々に上がる時間が早くなり、登ってくる場所も北にずれてきた。歩く道にはつくしが顔を出し、流れる川にはクレソンがたくさん茂りだした。

散歩道で出会うのは、この街の市長さんと愛犬きな子ちゃんだったり、隣街の自動車整備会社を定年退職したご主人と一緒にウォーキングのご夫婦。ここんちの息子さんは大学生の頃、同級生をたくさん連れてよく遊びにきてくれたよなぁ〜なんて思い出す。あそこの人は神経質だから気をつけてお話ししよう。とか、あそこの奥さんは植物のことに詳しいもんなぁとか、この畑はあっちのおじちゃんとこの。こっちのキャベツ畑はあのおじちゃんが育ててるとか、ここの田んぼは無農薬で育ててるもんね〜とか20年田舎に住んでいると周りの様子がよく見える。

どうでもいいことのようかもしれないが、田舎に住むにはここが実は一番大事だったりする。


雪で、ミミズもモグラも縮こまるような日もあれば、朗らかな陽気につくしも仏の座も笑っている日もある。



田舎の散歩道は、哲学の道。いろんなことを心穏やかに考えさせてくれる道なのです。








火曜日, 2月 16, 2021

お雛さま、飾りました。


今年も小さな小さなお雛様をお店に飾りました。一年ぶりでお雛様もその周りの花も鳥も嬉しそう。

先週の定休日に、一緒に近所の山に登っていた友人が山頂で足をくじいて救急搬送。その後入院用の荷物を運んだ病院の駐車場でかなり久しぶりに自損事故してしまいました。

事故ってのは、したくてするもんじゃないけど、もうその日その時にそうなるようになっていたんでしょうね、きっとアカシックレコードに刻まれていたんだわ。

起きたことにいろいろ対処したり、ここ最近の世の中の現象だったりをああだこうだと友人と話しているうちに、こうしておいたほうがいいよ!とか、これ使えるんじゃないですか?とか、様々な友人たちがそれぞれの得意分野のアドバイスをしてくれたりする。自分では思いつきもしなかった事柄や方法を知って、あぁ、私の周りにはなんて素敵な人たちがたくさんいるんだ!

寒暖差のひどいこの季節、寒さがぶり返すとついつい凹みがちになりそうな心は、この友人たちのおかげでまもなくやってくる春の新芽のような気分になる。

 一人だけど一人じゃない。誰もがたくさんの人と繋がって生きている。暖かな手を差し伸べてくれた素敵な友人たちは、心の宝物。次に誰かが何かあった時には大いに参考にしようと心に刻みました。

そろそろ苺パフェ、解禁しなきゃですね。


明日の朝の散歩は、カキ〜ン!なんだろうな〜



金曜日, 2月 05, 2021

節分には豆撒いて



2月に入りました。節分の日には、昨年からのなんやらかんやらを振り払うため大声張り上げて豆まきしました。

 振り返ればこの一年、何をしてたんだか?世の中の状況もありますが、私自身うろうろとした一年だったような気がします。もしかすると多くの人がそうだったのかな。

火曜日はお弁当の注文が入りました。
うちのような観光地の郊外の飲食店は、このご時世 店舗営業は静かなものですが、いつもと変わらず働いてらっしゃる方がほとんどなんですよね。
そんな皆さんへの思いを込めて作りました。


仕入れや納品へ行った先で、ちらほら梅の花が咲いているのを見かけるようになりました。
毎朝の散歩は相変わらず真っ白に霜が降りてて寒いけど、春はじわじわと近づいていますね。


節分が過ぎて、立春が来て、やっと本格的に今年が始動してきた気がします。
穏やかでいい年になりますように。
ポロリポロリといい出会いや楽しいお話がここで繰り広げられますように。



土曜日, 1月 30, 2021

見えてる景色はそれぞれ

 暖かだなと思っていたらまた寒くなる。体調管理が大変な三寒四温の今日この頃。パピコもセーター着てみたり、いろいろ大変です。



先日は、パピコの妹のようなモカちゃんが遊びにきてくれました。二匹ともお互いに興味津々。今度はモカちゃんのところへ遊びに行こうね。



寒くって、今日は誰もこないだろうって日に、加布里湾沿いで「大福堂」というもみほぐし屋さんを始めたなっちゃんがやって来て「前から約束してたから外のテーブルと椅子にオイルステイン塗るよ」って。もうボロボロで夏が売る前には買い替えなきゃのような状態。いやしかし塗ってみれば古いは古いなりに手を入れてる感がある。店の中はせっせと毎日掃除し、磨き込んでいるつもりだが、自分の見えている光景と人様が見ている景色は違ったりするものなんだな。



小さな店には、たくさんの幸運なものたちが住んでいる。手作りのスピーカーや革張りのソファの先輩たちに、この外の椅子も仲間入りだな。

日曜日, 1月 17, 2021

1月も半月たってしまいました。


 あけましておめでとうございます。というには日がたち過ぎた17日でございます。

お正月は実家でこじんまりと楽しみました。


もちろん、人混みを避けて氏神様へのご挨拶も忘れなく。


3日に初営業したところ、素晴らしい人出でくたくたになり、おせち作りの疲れもあたしゃとれとらん!と気づき、次の日の月火は、しっかり定休日としてドライブなんぞに出かけてきました。


3ページくらいしか読んだことのないアニメの聖地。でもいいの。

休み明けにボーッとしていたら自分の失態が露見し、あたふた。あるよな、こういうこと、、、と思いつつ占いのサイトを覗いてみると

「衰」の年(2020-01-25 〜 2021-02-11)

体力と気力が衰退傾向なので新しいことを始めるのは不向きです。  金運・健康運が下降ぎみ。前途多難な運気なので、葛藤や苦難の「渦中の人」になり、悩みが絶えないでしょう

なんぞと書いてる。こりゃ落ち込むわ。


あの大雪の日は、スタッドレスもチェーンもなしのおバカな車でどうしても街まで出かけなければならず、猛烈に怖い思いをし、「あ〜、この印象的な出来事ひとつひとつにきっと意味があるんだろうな」と勝手に心に刻み込みました。

そうこうしていいたら、あっという間に1月もなかば。そして二度目の緊急事態宣言。

お店の営業は、お昼12:00〜17:00(Lo 16:00)

この季節に人気だった夜の時間のケータリングサービスは、1/16~2/7の期間は休業させていただきます。

私の2021年は、2月12日から始まることにしようっと!

木曜日, 12月 31, 2020

今年もありがとうございました。


 昨日 百貨店さんからご注文いただいたおせちの出荷を終え、ただいまゆっくりとした大晦日の午前中を過ごしています。

なんだか、何がどうなっていたのかよく思い出せないような2020年でした。きっと多くの人がそうなんだろうな。

世の中の動きが変わって行こうとしてて、それについていく波長がずれたんだろうなと今では思える入院。入院を勧告されたときには「へ?私が?」という感じでしたが、あのタイミングで入院できて良かったのだと思ってます。

そんな入院してたような私が今年もおせち作りなんかできるんだろうか?と不安でしたが、今年もどうにか作り上げることができました。たくさんの仲良しの友人たちからの注文があったのもとても嬉しいことでした。食べてくれる人の顔を思い浮かべながら作るっていうのは張り合いが違います。きっといつも以上においしいよ!

年始は、3日から営業します。って4日が月曜(定休日)だからすぐ休んじゃうかもだけどね。こんな世の中なので、てけと〜に行こうと思います。無理して体壊してたら、元の木阿弥だからね。

では、この小さな店を愛してくださる世界中の皆様、今年もお世話になりました。また来年も、ふと思い出したら遊びに来てください。たわいもない話をして束の間のひと時を楽しみましょう。

では、良いお年を〜



月曜日, 12月 21, 2020

12月21日 冬至


 

今日は一年で一番昼が短い日、冬至。そしてお空では、木星と土星が大接近する天体ショーが開催される。22日がピークらしいですね。

先週末にぎっくり腰になって、猛烈にびびりまくり、ただひたすら「速攻で治してやる!」という心の念が聞いたのか、行った先の治療院が良かったのか、あっさりと腰は治りました。いえ、意地で直しました。

これから一年で一番緊張するおせち料理作り。しのごの言っとられんのです。やるしかないのです。

年々、スタミナもパワーも無くなっていっている自分であることは、今年前半の入院で充分にわかっております。まずは、仕入れリスト、そして要領の良い調理の進行。衛生面にも最新の注意をしてね。



その前に、年賀状書いとこう!と昨年いただいたのをパラパラ。その中にサイズの大きな一つの葉書。一人芝居や絵の個展などでご活躍の中島 淳一さんの奥様からのもの。そんなにちょくちょくご来店いただいているわけではないんだけれど、毎年グッとくる言葉を一言添えて送ってくださる。


そうなんだよね。本当にそう。今、まさにこのおくりものに感謝しなくてはと思う。


木曜日, 12月 10, 2020

パピコとの散歩

 


朝夕毎日パピコとお散歩。 大好きなワンコとの楽しい時間でもあり自分の体のことも思って20年以上続けている。

夏の暑い日には、なるべく太陽と顔を突き合わせたくないので日が昇る前と日が沈んだ頃。そうしないとだらだらに汗をかいて洗濯物が増えてしまう。冬は冬で、日が昇ってこないとまだ夜ですか?と疑いたくなるし、温度が格段に違うので日が昇るのを目掛けて歩き出す。

散歩道は畦道。農家さんの車しか走らない道までたどり着くとリードを外して走り回らせてやることにしている。外すときには「パピちゃん戻っておいで!って言ったら戻ってくるんだよ。」と念を押してから外す。何にも約束がないのに戻ってくるのは犬の方も難しいだろうから、、、

ある日のこと、いつものように畦道でリードを外してやる。いつもは私の周りを前後に行ったりきたりしてわ〜い!わ〜い!という感じなのだが、今日は違った。プツっと糸の切れたタコが天に吸い込まれるかのように彼方へと突進していく。

はて、何か見つけたか?と、パピコが走って行った先へ歩を進める。歩を進めるごとに芳しい香りが鼻を突く。しまった。

パピコは揚げたてのコロッケがそこら中に散りばめているかのような喜びようで、ホクホク感を味わいつつむしゃむしゃしている。挙げ句の果てにはそのコロッケもどきが愛し過ぎて顔にも背中にもすりすり。あ〜たまらない!大好き!大好きよ〜!と体じゅうで表現しまくっている。



パピコが興奮してたまらないコロッケもどきは、畑に巻かれたばかりの牛糞。いやその芳香たるや、、、

これらの肥やしは畑に撒かれると2、3日後には耕されて土となり匂いも収まる。が、このまきたての時は現物がそのまんま放置されてるのです。ま、後の祭りですわな。

毎晩パピコは、私の布団に入ってくる。あ〜この状態のやつが入ってこられたらたまったもんじゃないと、肌寒くなってきた夕暮れ時に風呂場へ連れて行きもりもりと洗ってやる。

なんであんなに楽しかったのに、戻ってきたら叱られ、洗われている時も悲しそうな顔をするパピコ。そうだよな、本能のままに楽しかったんだよな。

さっぱりしたパピコをタオルで拭き拭きしてあげながら、「ペットは飼い主にそっくり」という言葉が頭に浮かぶ。




金曜日, 12月 04, 2020

12月になりました。


 12月になりました。つい先走り過ぎておついたちのお参りをしているつもりが、11/30に参出てました。先頃流行りの幸先もうでということにしておきましょう。

店内にちょこちょことですが、クリスマスデコレーション。


こんな時期だからでしょうか、毎日オイル漬けのギフトボックスをせっせと作っています。


送った人や、送られた人たちの微笑む姿を想像をしながら、幕内作業を楽しんでいます。
楽しい時間の仲間入りができてますように。
井筒屋さん各店でのお歳暮のギフトセットで取り扱っていただいております。
当店からも、ギフト発送できます。

おせちの仕入れもボチボチしなきゃ、なんだか慌ただしくなる12月ですね。








土曜日, 11月 28, 2020

星の時間

月末なのでIMS 6Fのナチュ村さんに「オイル漬け」の在庫管理にいく。滅多にというかこの時ぐらいしか天神へ出ることがないので、オーガニックな商品が並ぶこの店でお買い物をしたり、見ておきたいものをチェックしたりすることにしている。(山から降りたハイジやん。)

今まで置いてなかったインポートのオーガニックワインが入ったよと、働いている義妹がおしえてくれて、スペインにする?それともジョージア?

お、最近ジョージアでゲストハウスを営んでる方とお知り合いになったからジョージアにするわ!と美味しそうなこちらをゲット。


ついでに、いや実はこっちが目的で友人まで誘ってIMSにきた。高木正勝 「星の時間」

入り口で、受付の方が場内は靴を脱いでお入りください。

?  なるほど。


音が響かないよう敷かれた絨毯の上で、好きなポーズで彼の作品をワンクール53分楽しむ。


この頃触れてきたもの、それらに共通すること。 それは伝えようとする側(作者や製作者)の心というかメッセージ力の濃度が濃いと、見たり聞いたり体感するこっち側にもビシバシと通じる。ということ。

それは、足立美術館で見た横山大観の絵だったり、ヨンジョー画伯の絵だったり、KARADOMARI VILLAGEだったり、高木正勝の作品だったり。

聞こえる耳でいたい、見える目でいたい、そんなことをますます思わせる高木正勝の個展だった。会場入り口で販売されていたエッセイ集、ページをめくるのが楽しみ。バナナさんの帯の言葉もそそるし。親友の結婚式で高木正勝とテーブルが同じだったと言ってたそわか、彼とどんなお話ししたんだろう。

帰りの車の中で、彼の言う「星」ってなんだろう?「あ〜、お腹すいたね」って話ながら帰ってきた。一緒に見にくと楽しいね。


そうそう今朝は、美しいピンク色の夜明けだったんだよ。






 

月曜日, 11月 23, 2020

KARADOMARI VILLAGEに行ってきた


店から車で15分ほどの場所にある唐泊にグランピングを楽しめる場所ができたというのを聞いたのはこの秋。仲良しの旅行会社の方から来春正式稼働しだすKARADOMARI VILLAGEに試泊に来ない?と誘われ、犬も連れて行っていいですか?と聞くとOK! そりゃいい!行こう!
3連休なのに店を休んで行ってみることにした。

糸島半島は広い。住んでいるものでもこの半島の隅々までくまなく行ったことがあるなんて人はほとんどいないだろう。
そんな隅々の一つ唐泊。
リュックにはパピコの物、自分の物ともりもり詰めて担いで歩けるようにして持って来た。
待ち合わせの唐泊漁港にはスタッフのお兄ちゃんが迎えに来てくれて、ではここから歩いて行ってください〜荷物は軽トラが運びます〜 やた!

漁港から歩くこと10分弱。民家の間を潜り、小道を抜けると長い間 耕作放棄地だった場所が、新しい村を作ろうと開拓されていた。

昼過ぎに着いた私たちは、軽い挨拶を済ませるとまずプシュ 徐にそれぞれが飲みたいものを大きな冷蔵庫から取り出して喉を潤す。
そして、橋村村長からこの村の成り立ちや、村民として楽しく過ごすための諸々を伺いながら場内を紹介してもらう。この時に近所の爺ちゃんも嬉しそうに一緒について回って来て「ここは昔みかん育てとったんよ〜」とお話ししてくれる。

泊まるために自分たちでテントをたて、サウナに入るために優れた道具を使って薪を割り、大きな冷蔵庫に入った糸島の食材を使って、料理をする。 食材は、スーパーで買って来たものというより、デパ地下に並ぶ糸島の食材だったりでグレードが高い。食材をどんな風に料理するかのレシピが絵付きで提示されている。

いろんな作業を一つ一つを楽しんですることがここに来たことの意味かもしれない。


グランピングですからベッドです。

みんなで手分けして作ります。誰かがするじゃなくってそれぞれができることを考えて行動する。そうすると美味しく味わえる。




お腹満たされたら、サウナ。

ジョージアでゲストハウスを営んでいるシャンディがサウナのこと、これまでの事色々話してくれる。そっか、これがサウナの醍醐味ね。

サウナから上がっても、水風呂に入る気はしない。が、ビールは美味しい。


楽しい時間には、携帯もいらない。自分たちのまぶたシャッターと心のフィルムに記憶を残すばかり。



後は好きな時間に、自分のテントに潜り込むだけ。


翌朝は、曇り空のぶ厚い雲で朝日が海から上がるのを秘かに楽しみにしてたんだけど叶わずでした。
それぞれ、自分で豆引いてコーヒー入れたり、窯でご飯炊いたり、味噌玉でお味噌汁作ったりの朝ごはん。

子供たちに大人気だったパピコ。
「パピコママ、お願い!僕がお世話したいからパピコを頂戴!」
と、懇願された帰り際。え〜〜〜!
小さな子供たちは楽しかった証拠のようにみんな涙を流して帰っていく。




運営しているスタッフたちと触れあっていて「ん?私この感じの人たちと触れあって働いていたことあったな〜」と遠い記憶の香りを思い出した。

私が楽しかったあの時代から次の世代のより進化して嗅覚の効いたヤツらが集まってきている。きっといい集落になっていくんだろうな。人のためにはたらく人間はいつだって美しい。

試泊で行っただけなのに、たくさんの刺激をくれたKARADOMARI VILLAGE。忘れられない一泊二日だった。

 


散歩道で思うこと

  もうかれこれ20年以上続けている毎朝の散歩。ほぼほぼ毎日同じ道を歩く。同じ道だからこそ日々のちょっとした違いに気がつく。 最近はお日様が徐々に上がる時間が早くなり、登ってくる場所も北にずれてきた。歩く道にはつくしが顔を出し、流れる川にはクレソンがたくさん茂りだした。 散歩道で...