神無月に入りました。
昨日一昨日とお店をお休みして
吉野ヶ里、日田へとお出かけしてきました。
吉野ケ里歴史公園は花で満たされた大きなゲートをくぐり抜けると一日いても足りないほどの広大さでビックリ。
只今、吉野ヶ里歴史公園では特別企画展で
「伊都国」のことを扱った
”よみがえる邪馬台国”展が開催されているのと、
友人のソワカ君がそこで茅葺き屋根の葺き替え作業をしているので
これはいい機会と、車を走らせたのです。
吉野ヶ里歴史公園で作業をしている日田の茅葺き屋根職人のみなさんに始めてあったのは
7年前。
糸島の桜井神社の大神宮の屋根の葺き替えの時でした。
〜
2007年の桜井神社〜
7年前の11月 毎日毎日、神社の階段を上ってお弁当を届けにいきました。
通うほどに心が朗らかになっていき、それはまるで恋人にでも会いにいくような気分で、楽しくて楽しくてたまらない作業でした。
あぁ、神社に来るということはこういうことなんだ。と、そのときしみじみと感じたことを覚えています。
この楽しみを覚えてしまった私は
それから毎日神社に通うようにしました。
毎日神社に通う私に ご近所の方から
「あ〜た毎日(糸島の人は”まいひ”と言う)桜井さんに行きようとな?」
「はい、ここに居させていただけることをありがたいと思って」
と、考えもなしに口からそんな言葉が出てきて、自分でもあぁそうよね、と頷いたこともありました。
吉野ヶ里を後にして
ソワカ君と合流し、
当店で出会って結婚したえりちゃんと住む
日田の前津江のお宅に一泊させてもらいました。
彼の家に向かう車の中で
お互いに外からのもので田舎に暮らして馴染むのには
10年はどうしてもかかるね。
いい事ってジワジワと積み重ねてこないと作り上げれないものだね。
と、お互いに過ごしてきた時間を噛みしめながら語り合いました。
さて、無事糸島に戻ってきて
おついたちのお参りができなかったので
本日改めてお参りしました。
神無月とは言うものの
桜井さんはやさしくお帰りと言ってくださいました。
昨年の冬に出会って、
今年の14th アニバーサリーパーティの音響をしてくださった島本さん。
彼が、
「マコさん、このパーティこのまま桜井神社に持っていっちゃいましょうよ!」
と、声をかけてくださり、
来年の桜の季節には
桜井神社で、桜のお祭りをしようかと思っています。
ボチボチと進めていきますので、
どうぞみなさん得意分野で協力してください。
きっとお弁当を届けにいっていた私の気持ちがわかると思います。
いいことは、ジワジワです。
内宮源
外宮開
です。