パピコの上のプラムの木の花が咲き出すと、
ここRUSTIC BARNにも本格的に春の訪れを感じます。
寒い寒い冬だった。
今週は、お天気のことを一年で一番気にしながら週が明けた。
どう考えても、火曜も水曜も木曜も雨マーク。いや考える前にそうなってる。
こうなると腹が座る。
突風が吹く中、神社の境内で次の日のための設営作業。
しかしやったとて、明日の朝悲しい現象が起きていてはいけないので
できるだけのことはやって、明日の朝に回す。
明けて、21日春分の日。
朝5時に起きて、空を見渡すも見渡せない雨模様。
そうきましたか!おてんとうさま!
現地に7時到着。
雨が降ろうが槍が降ろうがやり抜くしかない今日。
1年365日おなじ24時間なのに長くてあっという間の一日が始まる。
この日を迎えるまでにいろんなことがあった。
その長い話は、先日 伊都安蔵里の山口くんがたっぷり聞いてくれて
こんな記事を書いてくれた。
糸島と珈琲と、ひと。 ←ポチッとすると記事が読めます。
神社でおまつりが始まっていくさなか、
ゲストの皆さんの控え室に使ってもらった当店。
穏やかな時間が流れる。
お店に入ってくるなり「あら、何て素敵な曲、と思ったら私の曲だった。」
っておっしゃってましたよ。って もうっ
続々と、境内に溢れる傘の花びら。
ミストに浸されて伸びる伸びる声。
神楽殿の上から眺めるたくさんの瞳の奥からポロンポロンと光るものがうかがえる。
黒いマントの彼女の口から、白い息の形がみえてそれがみんなに降りかかる。
シャーマンの教えを請う旅人たちの集まりのような風景。

美しい時間だった。ありがとね、
余韻を楽しむのもつかの間、
次の日もまた楽しみが待っている。
21日に西新で講演会をされた翻訳家の山川夫妻と巡る糸島リトリートの会。

皆さんに美味しく召し上がっていただけますように、
準備万端にしてせっせせっせ。
天から降りてきたような二人は、
桃太郎まで連れてきてくれました。
桃太郎は、ブータンに行った時のお話をしてくれて、白い猿と黒い犬、空にくるくる回る鳥たちの話をしてくれて、それはまさに今日としっかりシンクロしていて
そうでしょ?そうでしょ?と何回も尋ねてみた。
メッキはメッキ、本物は本物。
審美眼をもっともっと鍛えようと思った、この3月。
たくさんの本物に出会え、たくさんの心の栄養をもらいました。
休む間も無く動いています。
素敵な皆さんとしっかり向かい合える自分でいるためにまだまだ修行は足りません。
さて、明日も頑張りますか。
ね、パピコ。

もちっとしたら、ゆっくり休もうっと