ワーゲンの横のオープン当初に植えた木が、銀木犀だと今年初めて気がついた。
金木犀よりもやや柔らかめのその香りに気がついたのは、パピコの散歩に来ていた父。
遠目から見ても素敵よと母。
近くが見えていない、すっかりおばさんになった私...
時々やってくるお家がお寺で、お坊さんの弥勒くんに老後のお願いをすると、
「僕が面倒見れるのはそのあとですよ〜」
「あ、そっか死後の世界か...」
「そそ」
「ならばさ、私お墓とかそんなものいらないからさ、お骨焼いたあとの”もの”はお宅の軒下にホウキでささっと吐き入れといてよ。」
「え〜〜」
「でさ、時々寂しくなったら、弥勒〜弥勒〜!って床下から呼ぶから〜」
「え〜〜」
これで私の老後、ではなく死後の予定は安定。
ただ、土に変えれば良いんですよ。
そしたら今度は、弥勒くんからのリクエスト。
「じゃさ、僕がこの先も独身やったらさ、マコさんバイトでごはん作りに来てよ。」
「OK!OK! お安い御用よ!」
これで、老後の仕事も一つ決まった。
人生、悪いことしてなきゃ、どうにかなるもんだと思う。
夕日の綺麗な最近です。
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