金曜日, 7月 07, 2023

おかげさまで23年

 


おかげさまで、本日でRUSTIC BARNも23歳となりました。
よくぞ続けたぞ飽きっぽい私!

先日、久しぶりに雑誌の取材でした。
質問に答えながら自分でその答えに納得していた自分がいました。

オープン当初は、こんなに店を続けられるとは自分でも思ってもいませんでした。
しかし考えてみれば、ここ以外に働く場所や職業が思いつかなかった。
緑に囲まれて日々生活し、頑張って歩けば海岸にまで行ける。
いいところです。


この場所に来たいと、鹿児島から車でやってくる80代のご夫婦だったり、
「マコさんがいるから糸島にお部屋借りちゃった〜」と、
知り合いもいないのに糸島を気に入って東京の家族と糸島との二重生活を送る女性だったり。
アメリカの音楽フェスの楽屋から、ステージに出ていくスティングの様子をライブで送ってくれる、お客さんから友人になったヘアアーティストのAちゃんだったり。


ただ、食事や飲み物を提供するだけだったら、つまらないんです。(私が)
席について、ゆっくりしていただて、だからこそできる会話がある。
ふとやってきた店だからこそ、しがらみも何にもなしに素で話せれることもある。

そんなのがまとめてまた本にできたらいいな、なんて思ってます。
いや、きっとまた作る。


おかげさまで、昨年の今日出版した本は、私の手元から(父が200冊も売ってくれた)
500冊以上いろんな方のところへお嫁入りしました。
この本を見て桜井に住んだ人がいますよ。
と、「さくらい暮らしデザイン」のなみちゃんが教えてくれた。
嬉しいなぁ。
よく、取材などで「これからお店や移住者や観光客がますます増えるのはどう思いますか?」
って聞かれます。
上手に発展していったらいいのかなぁと私は思います。
もし止まったら、過疎の始まりになるのかもです。難しい事柄ですけどね。
もっと自然がたっぷりのところがよかったら、自らがそっちに動けばいいしね。

今のところ、ご近所さんもみなさん仲良くしてくださってて、
ありがたいところでお店ができてるなと、つくづく思います。
涙が出るくらい隣近所の方たちが素晴らしくいい方達なのです。
こればっかりは、ラッキーだったなと思います。

というわけで、これからもパピコと一緒にお店で皆さんのことをお待ちしていたり、
美味しいご飯を作って届けに行ったり、
これはなんておもろいネタなんだ!っていう事柄をペンに認めたりして、
緑あふれる小さな小屋で過ごしていこうと思います。
どうぞ、引き続きよろしくお願いいたします。





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