あの、暑い暑いと言っていた日々はどこへやら、
桜井神社をはじめ里山のそこここの紅葉がきれいです。
日本人は、四季を通じて見ることができる自然の現象を、
いいように解釈し美しく表現するのが上手な民族だなあと思います。
きっと、心底優しいのでしょうね。
暑くて辛いと言ってしまえばそれまでで
この暑さで汗がたっぷり出て気持ちがいいねとか、
だから、山や川や海にいくと気持ちいいねとか、
あの暑さがあったから、秋になると食べ物がおいしくて嬉しいねとか、
秋になって夏とは違うお洒落ができて嬉しいねとか、
ひとつのコトを表現するのにでも、
いいように表現できる人はとってもステキだなあと思います。
私のまわりにはそんな人が多いなぁ。
これは自分の境遇にしてもそうだと思います。
隣の庭は永遠に、蒼く美しいのです。
仮に、そのきれいな庭の隣に住めたとしたら、
また、その隣の庭が美しく見えてくる。
“華麗なるギャッツビー”もそうだったじゃないですか。
あれ、何言ってんだろ?(笑)
先日、その日が満月だとは知らずにパウダーと夕方散歩をしていたら、
西の空にとっぷりくれていく美しい夕日。
それだけでも散歩の大きな収穫なのですが、
進路方向を変えて東側をむくと、
まだ、落ちていく太陽に遠慮しているかのような白くてまんまるのお月様。
ほんのわずかな時間なのですが、
太陽と満月に挟まれて、
こんな嬉しいことはめったにないなぁと
宇宙からのステキなプレゼントを全身に受け
田んぼのまん中でニンマリのパウダーと私でした。
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