雨の降るなかパピコが猛烈に吠えまくっている。
ワンコとの生活が長くなるとこいつが何を訴えているのかがわかるようになる。
甘えた風だったり、怖かったり。
今朝のそれは、「もしも〜し!ちょっと〜!そこのあなた〜!」
てなふう。あぁ遠くに散歩している仲良しのハムカツ(近所の犬)に呼びかけてんのかなぁ
なんて思いながら外に出て様子を見てみると屋根の方向を見ている。
同じ角度の方向を見てみると、あら猿。
こいつの狙いはたわわになった枇杷だろうと思う。
雨が降って山に食べ物がなくなると降りてくる。
悪させずに、枇杷持ってお山にお帰りね。
「俺が新聞社におった頃、こげなとこから通ってきようヤツがおってくさ、
”野見山さん、一度遊びにこんですか。うちの近くに面白い猿がおるとです。
お袋が鏡台に向かって白粉ば顔にはたきよったらその鏡の奥から何やら気配を感じる。
なんかいな?と思って覗き込むとそこに猿がいる。
その猿がおふくろとおんなじように顔に粉ばはたきようとですよ!”
って言うったい!お前そげなことなかろうもん!っ言ったら
”やけん、一度見にこんですか?”
って言うっちゃんねぇ〜」
父がこの話をしてくれる時の、私の頭のなかの映像は、父の新聞社から始まった漫画サザエさんのフネさんとカツオみたいなお猿さん。
6月に入りましたね。庭の夾竹桃が咲き出しました。
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