今年の土用の丑の日っていつだろうと、カレンダーを覗いたら昨日。どうりで昨日無性にうなぎが食べたかったわけだ。と独言てました。
いったいいつの間にこの本を手に入れたんだろう?そんな本が時々私の本棚にはあったりする。今回のそれは、梨木香歩さんの「家森綺譚」。この季節に読むのにぴったり。
植物がお話のメイン。私の大好物なところ。嬉しいことにワンコまで登場する。そして少しひんやりした質感。読み進めるにつれ、なんともシンクロするような内容がポツリポツリ。
狂い咲きして咲いた木蓮の花の蕾の中に孕まれたタツノオトシゴ。落雷とともに開花し、中にいた小さな白龍が、天へ上がって行った後に残していった抜け殻は、きっとこんなふうだったんだろうな。と、先日手に入れたBOTANICAさんの蓮の作品を見ながらニンマリしたり。
「いとの森の家」なRUSTIC BARN は、家の中もひんやりした森の中のよう。
優しい目をした鹿さんとうっかり目があってしまったり、
後ろ姿のオオカミさんを見かけたり、
朝露の中の植物たちを閉じ込めたようなガラスのオブジェがあったり。
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