7月2日は、私の大好きな桜井神社の
祭礼、岩戸開きの日でした。
桜井神社のお社の奥に岩戸宮があり、
一年に一度この日だけ、
岩戸が開帳され参拝することができます。
上↑の 写真で 私が向かっているお社の奥に
岩戸宮があり、
そのまた一直線上先の海に、夫婦岩があります。
桜井神社(与土姫大明神社)のいわれは
西暦1610年の雷雨の日に
社の後の岩戸が開き、
村民浦氏の妻が神懸かりし、
この岩穴で神のお告げで精神潔斎すると、
いよいよ霊感が強くなり、
吉凶のことがわかると有名になった。
栗山大膳事件で困った黒田忠之も
浦姫に占ってもらい、
お告げの通りにして大難を乗り切れたので、
これに感激して神社造築を始め、
寛永九年(1632)壮麗な神社が完成した。
(怡土志摩地理全誌より)
桜井神社から少し離れた場所にある浦姫宮にも
その時のことが、記されています。
神様のお告げを受ける人は
額に石が飛んでくるんですね。
この岩戸が雷雨で見つかって
神社ができたのは、江戸時代ですが
この岩戸の部分ができたのは
神話の頃なのでは?
と言う気がします。
同じ呼び名の与止日女神社は佐賀にもありますね。
(あれ、この神社の近くを武雄図書館に行く途中に通ったなぁ)
『よどひめ』の字は与土姫、与止日女、淀姫、輿止日女などなど
ある説では、豊玉姫命とも、神功皇后の妹とも言われているとか。
豊玉姫命は眉目麗しい女性を意味する。海神の娘。
海神(ワタツミ)の宮にやってきた山幸彦(火遠理命 邇邇芸命と木花咲耶姫命の三男)と結婚し
子どもをもうける。
臨月でその子を産み落とす時は、まさに鶴の恩返し
『決して覗かないでください』
と、夫に言い残し産屋に入っていく。
そう言われたものの こっそり覗いた先にいたのは
のたうつ大きな八尋(ワニ)
見られたことを恥じた八尋の豊玉姫命は子どもを置いて海へ帰ってしまう。
この話は浦島太郎の話しにも繋がり
竜宮伝説にも繋がる…
この日の朝日新聞には
「魏志倭人伝」に記されている『斯馬国』は糸島の志摩?
という特集が…
楽しいなぁ
近くの山では大きな竜が大地を守ってくれてて
神社はにこやかに笑っているような日に、
古の神々たちを思う日でした。
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