月曜日, 11月 23, 2020

KARADOMARI VILLAGEに行ってきた


店から車で15分ほどの場所にある唐泊にグランピングを楽しめる場所ができたというのを聞いたのはこの秋。仲良しの旅行会社の方から来春正式稼働しだすKARADOMARI VILLAGEに試泊に来ない?と誘われ、犬も連れて行っていいですか?と聞くとOK! そりゃいい!行こう!
3連休なのに店を休んで行ってみることにした。

糸島半島は広い。住んでいるものでもこの半島の隅々までくまなく行ったことがあるなんて人はほとんどいないだろう。
そんな隅々の一つ唐泊。
リュックにはパピコの物、自分の物ともりもり詰めて担いで歩けるようにして持って来た。
待ち合わせの唐泊漁港にはスタッフのお兄ちゃんが迎えに来てくれて、ではここから歩いて行ってください〜荷物は軽トラが運びます〜 やた!

漁港から歩くこと10分弱。民家の間を潜り、小道を抜けると長い間 耕作放棄地だった場所が、新しい村を作ろうと開拓されていた。

昼過ぎに着いた私たちは、軽い挨拶を済ませるとまずプシュ 徐にそれぞれが飲みたいものを大きな冷蔵庫から取り出して喉を潤す。
そして、橋村村長からこの村の成り立ちや、村民として楽しく過ごすための諸々を伺いながら場内を紹介してもらう。この時に近所の爺ちゃんも嬉しそうに一緒について回って来て「ここは昔みかん育てとったんよ〜」とお話ししてくれる。

泊まるために自分たちでテントをたて、サウナに入るために優れた道具を使って薪を割り、大きな冷蔵庫に入った糸島の食材を使って、料理をする。 食材は、スーパーで買って来たものというより、デパ地下に並ぶ糸島の食材だったりでグレードが高い。食材をどんな風に料理するかのレシピが絵付きで提示されている。

いろんな作業を一つ一つを楽しんですることがここに来たことの意味かもしれない。


グランピングですからベッドです。

みんなで手分けして作ります。誰かがするじゃなくってそれぞれができることを考えて行動する。そうすると美味しく味わえる。




お腹満たされたら、サウナ。

ジョージアでゲストハウスを営んでいるシャンディがサウナのこと、これまでの事色々話してくれる。そっか、これがサウナの醍醐味ね。

サウナから上がっても、水風呂に入る気はしない。が、ビールは美味しい。


楽しい時間には、携帯もいらない。自分たちのまぶたシャッターと心のフィルムに記憶を残すばかり。



後は好きな時間に、自分のテントに潜り込むだけ。


翌朝は、曇り空のぶ厚い雲で朝日が海から上がるのを秘かに楽しみにしてたんだけど叶わずでした。
それぞれ、自分で豆引いてコーヒー入れたり、窯でご飯炊いたり、味噌玉でお味噌汁作ったりの朝ごはん。

子供たちに大人気だったパピコ。
「パピコママ、お願い!僕がお世話したいからパピコを頂戴!」
と、懇願された帰り際。え〜〜〜!
小さな子供たちは楽しかった証拠のようにみんな涙を流して帰っていく。




運営しているスタッフたちと触れあっていて「ん?私この感じの人たちと触れあって働いていたことあったな〜」と遠い記憶の香りを思い出した。

私が楽しかったあの時代から次の世代のより進化して嗅覚の効いたヤツらが集まってきている。きっといい集落になっていくんだろうな。人のためにはたらく人間はいつだって美しい。

試泊で行っただけなのに、たくさんの刺激をくれたKARADOMARI VILLAGE。忘れられない一泊二日だった。

 


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