秋の花を生けてお客様をお迎えしている。
しかしこの二日間(10/26,27)は、LAから久しぶりに帰ってくる大好きな彼女に夜会うために、両日閉店時間を早めた。
そんな中、カップルのお客様。いらした瞬間に、あ、きっとあの人の紹介だ、と思った。
予感は的中。熊本の阿蘇、小国でこんがりパン屋さんを営むご夫婦だった。
パンを焼いている奥様は、「パンの作り方なんて習ったことないんだけどね〜」
と、ほんわかとまるで焼き立てのパンのような雰囲気。一気に好きになった。
帰り間際に、ご主人が、”こんがりパン屋さん”は週末しか営業していないことも踏まえて、
「いつでも遊びに来ていいですよ」
と、言ってくださった。
行きたい!行きたくなるじゃない!
と言うことで、定休日の火曜にいってきました。
こんがりパン屋さんへ、「明日お昼過ぎをめ度に伺います」とメールを入れて。
糸島から小国まで、ナビに尋ねると最速二時間とちょっと。
午前9時半には糸島を出て高速をひた走り小国まで。
着いた!聞いていたあっちがBEARさん、こっちがこんがりパン屋さんの看板!
お腹が空いたら、どこかでなんかかじればいいか、なんて思っていたら、初めてあって二度目だと言うのに、道中でこんがりパン屋さんがメールをくれた。
「紅葉見ながら一緒にランチしましょう〜」泣く〜!
美味しいパンに、美味しい地元野菜のおかず。もう、感涙。
蜂の巣作りに行ってたご主人が、コーヒーまで入れてくださった。
ホッと一息ついたところでお外に行こうかとしたら、奥様が、
「BEARさんまでお散歩してみましょうか?」と、
まぁこれが素敵な散歩道。スイスの山の中のようです。そりゃパピコも自然に帰るわな。
で、ついにBEARさんへ!なんじゃこりゃぁ!
広大な山の頂上付近を開墾すること5年。その頃のことをBEARの奥様は、
「山の小脇にトレーラーハウス持ってきてね作業してたの」
って、楽しそうに話してる。以前話した時もそうだった。
「お父さんがね、いろんなところに連れて行ってくれるから楽しいの」
って言ってた。オン歳70すぎでこの夫婦の会話。旦那さんのジョージさんが素敵だからママがそうなるのか、ママが素敵だからジョージさんがますます素敵になるのか・・・
毎回この夫婦関係には感動です。
もちろんパピコも大好き!
素敵な人たちと、小国の山で語り合っていると私まで御近所さんになったような錯覚をしてしまいました。
素敵な人と触れ合えるってのは本当に人生の豊かさの象徴かもしれません。
素敵な秋の休日だった。
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