朝日を見ながらの散歩は気持ち良い。今日はこれから月一の朝ヨガの日だ。
まだ暖まっていないヨガのスタジオで、体が温まってくると室温も上がっていく。
しっかりと体をほぐした後は、みんなで先生お手製の野草のお茶を楽しみながらのシェア時間。
私より少し年上のサーファーの方が、
「欲しくってもなかなか手に入らないモノは、自分には必要ないってこともありますね」
と、ふむなるほど。そうかもしれない。
その後、車を走らせ月一のお教室へ博多駅へ。
講座の時間まで時間があり、欲しかったものがあったので博多駅周辺を物色。
と、見たことのある背中が・・・
昨日の夜、メールで会話をしたばかりの伊勢帰りの よんじょう画伯。
お教室の時間までまだ時間あったのでしばし一緒にお茶を楽しむ。
よんじょうさんの言葉は、なんて無い近況報告だったのになぜか胸に響く。
お伊勢さんで何を祈ったか・・・心に秘めます。きっと私もおんなじこと祈る!
で、お教室に。
先生からの一言、
「私は色々添削してあげることはできるけど、次のステージに上がるのはあなた次第よ」
と、おっしゃる通りだと思います。
今夜は実家で両親とゆっくりしようと思っていたけれど、翌日の予約が入ってお店の用意に専念したいので糸島に戻る。
日が沈むと、登ってきた月が次第にかけていってる。
何百年ぶりかの素晴らしい天体ショーを糸島で楽しみながら夜はふけていく。
今日はなんだか色々あって疲れたし、明日のためにと早めに布団に潜るも月のせいだろうか何度も目が覚めて、その度に今日出会った人たちの言葉が頭の上の方で旋回していく。
それでも夜は開けて、また朝がきた。
いつものようにパピコに朝ごはんを上げて散歩へ。
畦道に降りる小さな土手で”ドスン!”と転んだ。
ゆっくりとスローモーションのように転んだ。
あぁ、わたし転ぶ。と思いながら。びしょびしょに朝露で濡れた草に足が滑った。
思いっきり仰向けで地面に倒れた。気持ち良いくらい。
今日から毛糸の帽子をかぶっていてよかった。上着にモコモコのパーカーを着ていてよかった。
ほんのしばらく、土の上に横たわった。
「あぁ、年取ったなぁ」
と、思った。起き上がれるだろうか?ほんの少し不安になった。
起き上がれた。素直に転んでよかった。歩ける。
しかし、お尻が痛い。
「立ち上がるぞ!あたしゃまだまだ頑張る!」
気持ちを奮い立たせてその向こうを見るとパピコが、お母さん大丈夫?と立ち止まって私を見ている。
ありがとうパピコ。
皆既月食の翌朝の出来事だった。
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