日曜日, 10月 30, 2011

すなおな心



朝からしっかりと降る雨に、さて今日はそこまで忙しくないだろうと
そうそう、こんな日は本を読むに限る。
そう思い立ち、朝から図書館へ。
雨の日曜日の図書館は、子供たちもいっぱい。
やっとやっとできた志摩の図書館。
そこで出会った、Kさんに、
うれしいですね、図書館ができて。
でもこれでやっと普通の街なんですよね〜
と、笑いながらおしゃべり。
(今まで、近くに九大は建つものの、
 この町には図書館がなかった!苦笑!)
先月末にできてからというもの、毎週通ってます。えぇ、本の虫ですから。


図書館の近くで働いているKさんが、
雨が降っているのに、建物の入り口までお見送りしてくれていると
そこへ一台の車が
Kさん、『そこにとめてはダメなんだけどなあ』
『Kさん、あの車の方、Kさんに何かもってきたんじゃない?』と、私。
車から降りてきた女性は、Kさんに『はい、差し入れ』と小さな袋包みを手渡す。
『わ〜、ありがとう!』と、Kさん。
手短かに言葉を交わすと、雨の中その女性は車に戻りさっと帰っていった。

『あぁ、うれしいな〜』と、Kさん
『うれしいですね。』と、私。
『こういう風に人からものをいただいた時に、
 さっと”ありがとう”って言えない人がいるでしょう。
 あれはよくないね〜
 いえ、けっこうですとか、いらないとか言ってしまうと、
 その時点で相手のことをシャットアウトしてしまうことになるもんねぇ。』
『そうですね。それできない人って、寂しいですね。
 ただ素直に”ありがとう”って言うだけで、どっちもとっても嬉しいですもんね。』
『そう!素直なのは大事だねぇ〜それだけですごくトクをする!』
『うん、私もそう思います。」
そぼ降る雨の中、
では、雨の日曜日だけどお互いに今日も頑張りましょう〜!
と、声をかけあって別れた。


『すなおな心』はそれだけで、たくさんの喜びが生まれます。
すなおでないと、心も体も自分の周りを取り巻く環境も歪んでいきます。
すなおに聴く耳を持たない歪んだ心は、どんどん暗い方向に行くし、
すなおに聴く耳を持たない歪んだ体は、いろんなところに痛みを伴いだします。
すなおでないと、まわりの環境がよくないのを自分以外のもののせいにしたがります。
困ったことや解らないことがあった時に
すなおに人にたずねることができると、
ひとりで長々と悩んでいるより、すごく早く解決することができます。
すなおな子供たちは吸収が早くってすばらしく、ぐんぐん育っていくね。
すなおなのは、コミュニケーションの大切な第一歩な気がします。

いつどんなときでも裏切らない植物が、
一番そのことをおしえてくれる先生かな。

きれいなバラでしょ
ご近所のマダムがもってきてくれました。
日曜日の黄昏時、お店はバラの香りでいっぱいです。
雨降りと言えども日曜日、
結局、本を読む暇なんてありがたいことにありませんでした。

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